出費がかさむのは、心理誘導のせい!?心理の癖を学べば買い物上手に!本の知識!

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出費がかさむのは、心理誘導のせい!?心理の癖を学べば買い物上手に!本の知識!

数量限定、期間限定は、

購買意欲を高める心理誘導

知っている人は、多いでしょう。

さて、他には

もちろん、他にもたくさんあります。

知らないのなら、これが

出費がかさむ原因でしょう。

良いように操られて、買わされている

本『影響力の心理』が、助けになります。

消費行動に使われる心理誘導のカラクリ

学べます

もう、操られない

出費、抑えたいですよね?

本書の知識を切り抜き、紹介します。

知識の切り抜き

  • 「高価なもの=良質なもの」の心理的な癖に注意!出費が倍に!?
  • 「コントラストの原理」に注意を払えば、無駄な買い物は防げる!
  • 「返報性の原理」だと気付ければ、セールスを拒否できる!
  • 「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」を見破れば、カモにならずに済む!
  • あなたの、その募金、「社会的証明の原理」に誘導されていませんか?
  • 「”普通の人”メインのCM」は、大多数の”普通の人”を誘導するために作られている!
  • ネット広告は、視界に入るだけで、意味がある!?
  • 愛は、お金で買えないが、好感度は買える!「連合の原理」を使えば!
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CONTENTS

「高価なもの=良質なもの」の心理的な癖に注意!出費が倍に!?

「安物買いの銭失い」の意識からか

私たちには「高価なもの=良質なもの」と

感じる癖があります。

この癖の特性を知らないと、あなたの出費

”2倍”になってしまうかもしれません。

実際にあったエピソードを紹介します。

「高価なもの=良質なもの」から生じた嬉しい(?)事件:

とあるジュエリーショップでの出来事。

店主は、あるマイナーな宝石の在庫を抱え、困っていた。「さっさと売ってしまいたい」思いから、店主は、スタッフに「1/2倍(半額)にして」と指示

しかし、そのスタッフは「2倍(倍の値段)にして」と、指示を受けたと、勘違いしてしまう。通常の値段で売れないのだから、売れるはずがない。

ところが、全て売れてしまった。倍の値段で。

この宝石は、マイナーであったため、

その価値が一般的に知られていませんでした。

2倍の値段となった、この宝石は、

高価そのもの

「高価なもの=良質なもの」の癖から

「この宝石は、飛び切り良質なものに違いない!」

と、客に勘違いされ、売れたのです。

「こんな癖に、私は引っかからないわ!」と

思いましたか

5割引の商品を購入したことは

その商品、5割引の値段が

本来の通常値段であった可能性は

「“高価なもの”つまり、”良質なもの(?)”が

こんなに安い(?)値段で買えるなんて!」と、

思ったのでは

「コントラストの原理」に注意を払えば、無駄な買い物は防げる!

賃貸物件を探す時は、「当て馬物件」の手法に

注意しましょう。

高い賃料を、支払いたくないのであれば

「当て馬物件」の手法は、例えば、こんな風に使われる:

賃貸探しで、お店に行った。

全然魅力がないのに、賃料の高い住宅が、はじめに紹介された。

次に、これに反して、手ごろな(?)賃料で、魅力的(?)に”感じる”住宅が登場。

こんな掘り出し物(?)、すぐに契約されちゃうかも。ここにします!

まんまと罠に掛かり、契約

魅力がないのに、賃料の高い住宅」は、

そもそも商品としてすら扱っていない

当て馬」。

「当て馬」を見せることで、本来契約して

もらいたい「普通の物件」を「掘り出し物件」

と、感じるように誘導する。

これが「当て馬物件」の手法

心当たり、ありませんか

この手法は、「コントラストの原理」と

呼ばれる心理的な癖を利用しています

「重たいA」を持ち上げた後に、

「本来、重くも軽くもないB」を持ち上げると

Bが”軽く”感じてしまう

今回の場合、当て馬物件がA、

普通の物件がBとなります。

さて、自動車のオプション購入の例も

紹介しましょう。

自動車本体の購入を決めた後、

「オプションは、どうしましょう?」と、

たいてい聞かれます。

自動車本体の金額に比べたら

オプションなんて微々たる金額のもの。

“安く(?)”感じてしまいます

そして、「安いから」と、

どんどんオプションを追加していき…

コントラストの原理」は、至る所で

使われています

「返報性の原理」だと気付ければ、セールスを拒否できる!

試食は、好きですか?

「嫌い」と答える人は、少ないでしょう。

しかし、出費を抑えたいのであれば

「嫌い」にならなければいけません

返報性の原理」という心理的な癖を、

ご存知でしょうか?

人から何か施しを受けたら

お返しをしないと」と、

感じてしまう癖です。

「借りを返す」というやつです。

「返報性の原理」、試食の場合:

無料で食べさせてもらった

楊枝と紙皿だけ返してサヨナラは、忍びない(お返ししないと)…

そこまで気に入っていないけれど、一つだけ購入

典型的なパターンです。

そして、この癖、さらに恐ろしいことに

”強力”なのです。

癖の強さを調べる実験が、行われました。

好感度と対決させることで、強さを測りました

お願いごとを承諾するか」考えるとき、

その依頼者への好感度は、そこそこ重要なはず。

結果は、「返報性の原理」の勝利

この強力さを、もちろん、セールスマン

承知しています。

だから、企業は、あの手この手で

”借り”を作ろうとしてきます

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などなど。

返報性の原理」は、至る所で使われています

「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」を見破れば、カモにならずに済む!

少年がトコトコやってきて

一枚30ドルのチケットがある。買わないか?

と、話しかけてきた。

あなたは断った

じゃあ、チョコバー1本は、どうだい?

“たったの”1ドルだよ」

チョコバー”ぐらい”なら」と思い、

買ってしまう

ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック

という心理誘導法が犯人です。

ドア・イン・ザ・フェイス・テクニックの手順:

(1) まず、確実に断られる過大な要求をする

(2) 断られる

(3) 最初の要求よりも小さな要求をする

【注意】最初の要求が、法外過ぎると失敗します

この小さな要求が、実は、もともと相手が

「受け入れて欲しい」と思っていた

要求だったとしたら

あなたの、その募金、「社会的証明の原理」に誘導されていませんか?

あなたの「募金しよう」の思いは、

誘導されたものかもしれません。

コンビニなどにある”透明な”募金箱には必ず

いくらか小銭が入っています

なぜか?

実入りが良くなるからです。

社会的証明の原理」という心理的な癖を

利用しています。

どうやら「他の、大多数の皆がやっている

行動は、正しい行動だ」と、

私たちは感じてしまうようです。

そして、その行動を真似しておけば

とりあえず「間違いはないのだから」と

同じ行動を取ろうとする

街中で大勢の人が、上を見ていたら

アナタも、上を見ようとしますよね

募金なら、まだ誰かのためにもなりますし、

良い(?)ですが、他のものに利用されれば

「”普通の人”メインのCM」は、大多数の”普通の人”を誘導するために作られている!

他のものに利用されている例を紹介します。

テレビのCMです。

注目を集めそうな美男美女が登場する

CMばかりかと思いきや、中には”普通の人”を

メインにしたCMが流れるときがあります

もちろん、効果があるからです。

その理由は、「社会的証明の原理」。

“普通の人”とは、一般の人、つまり”みんな”

“普通の人”のCMを見ると、”みんな”が

CMで紹介されることを「行っている」と

感じてしまうのです。

そして、CMを見たアナタは

真似しようとしてしまう

そう、購入です

社会的証明の原理」は、例えば、街中で

大勢の人が、上を見ていたら、アナタも、

上を見ようとする、心理的な癖でしたね。

“まさに”、です

加えて、この「普通の人CM」には、

もう一つカラクリがあります。

“普通の”人、がポイントです。

社会的証明の原理」には、

自分と似た人から、より、その心理効果

受けやすい」という特徴があります。

消費者の大多数は、”普通の”人です。

美男美女とは”似ていません”

だから「普通の人CM」の方が、

大多数の”普通の人”、大多数の”アナタ”、

大多数の”消費者”を、

上手く誘導できるのです。

ネット広告は、視界に入るだけで、意味がある!?

ネット広告って無視されがちだけど、

意味あるの?」

ある実験結果を紹介します。

ネット広告の有効性を裏付ける実験:

顔写真を、超高速で、次々とスクリーンに映し出した(写真の顔を覚えることができないほどの超高速)。

次に、数人と対面。好感度を評価してもらった。実は、対面した人物は、スクリーンに登場した顔写真の人物

好感度の結果は?「スクリーンに登場した回数が多いほど、好感度が高い」という内容であった。

私たちは、馴染みのあるものに対して

好意を感じる心理的な癖があります。

そして、好意を感じる対象の誘いに

私たちは従いやすいのです。

「誘いに従いやすい」とは、つまり、購入

ネット広告は、視界に入るだけでも

効果があるのです。

愛は、お金で買えないが、好感度は買える!「連合の原理」を使えば!

サッカーワールドカップなどの

スポーツ大会への協賛や、人気アニメとの

コラボなどなど、

全く脈絡のない企業が、なぜか、こぞって

人気コンテンツに”大金を払い”、関わろうとする

もちろん、効果があるからです。

連合の原理」と言われる、

心理的な癖があります。

私たち、仲良しだよ」と示されると

“イメージも含めて”仲良し同士を

関連づけるように、私たちの脳は出来ています。

人気アニメが持つ、高い好感度イメージと

企業Aが、無意識のうちに

結びついてしまうのです。

愛は、お金で買えませんが、

好感度は、買えるのです。

好感度を高めて、良いことは何でしたか?

誘いに従いやすくなる」つまり、

購入してもらいやすくなる」でしたね。

協賛・コラボしたがるわけです。

さて、好感度の、逆のパターンもあります。

芸能人が不祥事を起こした時、その芸能人が

主演するCMは、すぐに打ち切られます

なぜでしょう?

「お金を払って、好感度を下げるバカが、

どこにいる?」が答えです。

まとめ

以上、

  • 「高価なもの=良質なもの」の心理的な癖に注意!出費が倍に!?
  • 「コントラストの原理」に注意を払えば、無駄な買い物は防げる!
  • 「返報性の原理」だと気付ければ、セールスを拒否できる!
  • 「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」を見破れば、カモにならずに済む!
  • あなたの、その募金、「社会的証明の原理」に誘導されていませんか?
  • 「”普通の人”メインのCM」は、大多数の”普通の人”を誘導するために作られている!
  • ネット広告は、視界に入るだけで、意味がある!?
  • 愛は、お金で買えないが、好感度は買える!「連合の原理」を使えば!

を紹介しました。

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ゾクッとしました

本書を読んだ、私の感想です。

凶悪な心理テクニックが、

こんなにもあるのか

今、知れて良かった。危なかったな」と

思ったからです。

本書では、他にも多くの心理誘導の

テクニック・カラクリが紹介されています。

損をしたくないアナタにとっては、

必読の節約(?)書」だと感じます

ぜひ、読んでみてください。

大変オススメの本です

それでは、また!

出典

ロバート・チャルディーニ . 影響力の武器 [第三版] なぜ、人は動かされるのか . 誠信書房 , 2014

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