地頭がいい人は、頭の中で何を?特徴!悪い人でも鍛える方法が分かれば?
2x = 6 なら x = 3
しかし、xは文字、3は数字。
なぜイコールなのか。
この話に「地頭が良い」とは、どういうことか、
が表されています。
x = 3、「文字 = 数字」
厳密に言えば違うでしょう。
これに、何の違和感も持たない人もいれば、
感覚的に引っかかってしまう人もいます。
上手く飲み込める人と、
飲み込めない人がいます。
飲み込める人は、頭が柔らかい人。
飲み込めない人は、頭が硬い人です。
地頭の良し悪しとして表現されることも
あります。
この感覚に引っかかるメカニズムを
理解すれば?
養老孟司先生が、YouTubeで発信していた
内容の知識を切り抜き、紹介します。
「イコール処理が上手いかどうか」が、地頭の良さに繋がっている!
「イコール処理が上手いかどうか」が、地頭の良さに繋がっている!
「厳密には違うけれど、
同じということにしてしまおう」
「要するに同じ、ということにしてしまおう」
この処理がスムーズに出来るかどうかが、
頭の柔軟性・地頭の良し悪しに繋がっています。
例えば、リンゴで考えてみましょう。
リンゴには、シナノゴールド、
シナノスイートなどの品種があります。
品種で考えれば、
シナノゴールド≠シナノスイートですが、
リンゴで考えれば、
シナノゴールド=シナノスイートです。
私たちは、「品種で考える」「リンゴで考える」
を文脈や会話の流れなど、感覚で判断し、
処理できます。
しかし、頭が硬いの典型であるコンピュータは、
人間が「品種で考えてね」と、指示しなければ、
イコールの処理ができません。
頭が柔らかい・地頭が良い人は、
このイコールの処理が早く、上手いのです。
例えば、頭が柔らかい・地頭が良い人は、
要点を掴むのが上手いでしょう。
何の内容がイコールとしてはダメなのか、
何の内容がイコールとして良いのかを素早く
処理し、話の構造を整理できるからです。
まとめ
以上、
「イコール処理が上手いかどうか」が、地頭の良さに繋がっている!
を紹介しました。
2x = 6 のような、文字式の問題が始まったのを
境に算数・数学が嫌いになる、苦手になる人が
います。
それは、単に数学が性に合わないのではなく、
この処理が、腑に落ちていない可能性も
あります。
一般的に、イコール処理ができるレベルまで
脳が発達するのは、中学生ぐらいの時期。
ちょうど文字式の問題が始まる時期です。
お子さんがいる方は、この観点で
教えてあげると効果があるかもしれません。
それでは、また!
出典
YouTube
チャンネル名:養老孟司の部屋
動画名:【養老孟司】頭の悪い人の考え方とは? 養老先生が解説します。
(動画1:00~あたりの内容を紹介しました)