感情のコントロールができない原因対処!アドラー心理学の思考術!本の知識!
あなたは、感情の処理が上手いですか?
自信を持ってYesと答えられる人は、
そういないでしょう。
年を重ねれば、失敗を重ねれば、少しずつ
上手くなっていきます。
しかし、
「できることなら、すぐに上手くなりたい」
「できることなら、失敗したくない」
本『嫌われる勇気』から、
感情のコントロール方法を学んでみましょう。
本書の内容は、アドラー心理学という
「人間心理について、独自の考え方をする学問」
の教えからなります。
他の感情コントロール術の本とは、全く違う
アプローチで、あなたの悩みを
解決するでしょう。
本書の知識を切り抜き、紹介します。
- 「怒りで自分を見失う」は、思い込み!
- 怒ることでしか解決不可能な課題など存在しない!
- 「何をしてくれるか」と、考えているから、怒りが込み上げる!
- 理想の自分と競争する意識を身につければ、劣等感はなくなる!
- 「みんな」「いつも」「すべて」の悲観意識、拡大解釈しているだけ!
- コントロールできない感情に振り回されるから、疲れる!
「怒りで自分を見失う」は、思い込み!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/09/chabudai_kaeshi.png)
怒りの感情を抱くと、
自分を制御できなくなる?
怒っている時、電話がかかってきた。
電話相手には、関係がないため、怒りは横に
置いておき、他所行きの振る舞いをする。
電話を切った。再び、怒り出す。
本当に制御できないのでしょうか?
制御できないと、思い込んでいるだけかも
しれません。
怒ることでしか解決不可能な課題など存在しない!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/07/pose_ng_man.png)
そもそも、怒らないといけないのでしょうか?
起こった問題は、怒ることでしか解決不可能な、
どうしようもないことなのでしょうか?
そんな問題は、存在しません。
経験的に理解できれば、怒りの感情は
表れなくなるでしょう。
「何をしてくれるか」と、考えているから、怒りが込み上げる!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/09/dada_kosodate_komaru_woman.png)
夕食を食べ終えた。お皿洗いが残っている。
夫は、ソファに座ってテレビを見ている。
子供たちは、リビングで遊んでいる。
「私がお皿を洗うことは、当然って
言いたいの?」と、怒りが込み上げる。
「他者は、私に何をしてくれるのか」と
考えているから、怒りが込み上げて
しまうのです。
常に「私は、他者に何をしてあげられるのか」
と、考えましょう。
怒りの感情が生じにくくなります。
理想の自分と競争する意識を身につければ、劣等感はなくなる!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/09/undoukai_relay.png)
劣等感は、一般に、悪いストレス感情として
扱われています。
他者との比較の中で生まれる劣等感は、
その通りでしょう。
しかし「理想の自分」との比較の中で生まれる
劣等感は、良い感情となります。
誰かと競争するのではなく、理想の自分と
競争しましょう。
悪いストレス感情から、解放されます。
「みんな」「いつも」「すべて」の悲観意識、拡大解釈しているだけ!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/09/body_finger_ok.png)
「みんな」「いつも」「すべて」を使った
悲観的な考えを、してしまっていませんか?
ユダヤ教の、ある教えを紹介します。
「10人の人がいるとしたら、そのうち1人はどんなことがあっても、あなたを批判する。あなたを嫌ってくるし、こちらも、その人のことを好きにはなれない。そして、10人のうち2人は、互いにすべてを受け入れ合える親友になれる。残りの7人は、どちらでもない人々だ」
あなたを嫌う1人を「みんな」「いつも」
「すべて」と捉えてしまっていませんか?
コントロールできない感情に振り回されるから、疲れる!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/09/komatta_man2.png)
他人に好かれるように生きる。
疲れませんか?
あなたが、どれだけ力を尽くしても、相手次第。
イギリスに、このような諺があります。
“You can take a horse to the water, but you can’t make him drink.”
「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」
「水を飲むか、飲まないか」は、
相手が決めること。
相手は、コントロールできません。
自分でコントロールできない感情に
振り回されるから、疲れるのです。
「自分がコントロールできるもの」
「相手しかコントロールできないもの」を
分けましょう。
相手のそれを、動かそうとしないように
しましょう。
あなたの人生が、より豊かになります。
まとめ
以上、
- 「怒りで自分を見失う」は、思い込み!
- 怒ることでしか解決不可能な課題など存在しない!
- 「何をしてくれるか」と、考えているから、怒りが込み上げる!
- 理想の自分と競争する意識を身につければ、劣等感はなくなる!
- 「みんな」「いつも」「すべて」の悲観意識、拡大解釈しているだけ!
- コントロールできない感情に振り回されるから、疲れる!
を紹介しました。
本書を読んでの一番の感想は、「もっと早く
読んでおけば、人生変わったな」でした。
悩みが減り、生きるのが楽になりました。
本書では、紹介した以外にも、
多くの感情コントロール術・思考法が
紹介されています。
ぜひ読んでみてください。
会話調で構成された本なので、スラスラと
小説のように読めます。
読みやすいのも、推しポイント。
大変オススメの本です!
それでは、また!
出典
岸見一郎, 古賀史健 . 嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え . ダイヤモンド社 , 2013
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