そのコミュニケーションの取り方、大丈夫?仕事で使える向上コツ!本の知識!
社会人になって、あなたは
コミュニケーション力を
どのように鍛えてきましたか?
マナーなどと違い、
コミュニケーションについては、
「自分で学びなさい」状態になっている会社が
ほとんどでしょう。
せいぜい教わって
「報告・連絡・相談(ホウレンソウ)」
ぐらいです。
よって、多くの人がコミュニケーション上手の
上司の振る舞いを見て学ぶのが、
関の山状態になっている…
さて、質問です。
アナタのその上司のコミュ力は、
世界最高レベルでしょうか?
上には上がいるものです。
もっと上手なコミュニケーション術を
持った人(上司)は、世の中に沢山います。
そして、その上司役の代表が、
本『一流の気くばり力』です。
この上司の技、盗みませんか?
「井の中の蛙」状態を、打破しましょう!
本書の知識を切り抜き、紹介します。
- タイミングを逃した御礼は、ただの社交辞令に成り下がってしまう!
- 報告・連絡・相談(ホウレンソウ)は、「現状+見通し+対処」の3点セットで!
- 名前を加えるだけで「必要としてくれている感じ」は、簡単に出せる!
- セミナー講師に名刺を頂いたら、御礼・感想の手紙を送る!人脈が広がる!
タイミングを逃した御礼は、ただの社交辞令に成り下がってしまう!
取引先の担当者に、ご馳走になった。
改めての御礼、いつしていますか?
次に会った時?
論外級のアウトです。
夜にご馳走になったなら、翌朝には
御礼のメールを送りましょう。
昼間のアポの御礼パターンであれば、
その日の内が吉です。
タイミングを逃した御礼は、
ただの社交辞令に成り下がってしまいます。
せっかくなら、次に繋がる御礼を
心掛けたいですよね。
報告・連絡・相談(ホウレンソウ)は、「現状+見通し+対処」の3点セットで!
報告・連絡・相談(ホウレンソウ)した後に、
「で、どうするの?」と、
言われてしまっていませんか?
あなた
△△係長、先程、〇〇会社の××さんに、お会いしてきました。
〇〇の、お話を伺ってきました
△△係長
報告ありがとう。…で?続きは?
あなた
…?
△△係長
君はこの話を受けて、どうしようと思っているのかな?
「自分がやったこと」しか
報告できていないから、
こうなってしまうのです。
事実を報告しただけのホウレンソウは、
ホウレンソウではないのです。
真のホウレンソウ:
「(1)現状 + (2)見通し + (3)対処」の3点セットで報告しましょう。
(1)現状
「〇〇会社の××さんと話した。〇〇の、お話を伺った」事実を報告。
(2)見通し
1を踏まえて「今後どうなりそうか」見通しを報告。
(3)対処
2を踏まえて「自分は、どうするつもりなのか」対処の仕方を報告。
先程の△△係長への報告を
真のホウレンソウに直すと、こうなります。
あなた
△△係長、先程、〇〇会社の××さんに、お会いしてきました。
〇〇の、お話を伺ってきました。(1)現状
〇〇と話されていたので、受注が見込めるのではないかと感じています。(2)見通し
話をより確実にするため、これからもう一押しのメールを送ろうと考えております。(3)対処
3の対処が、思い付かない?
であれば、3のところで
「どのように対処すれば良いでしょうか?」
と、聞けば良いのです。
ホウレン”相”です。
名前を加えるだけで「必要としてくれている感じ」は、簡単に出せる!
A
この企画書、どう思う?
B
この企画書、〇〇さんは、どう思う?
Bの方が、より「自分を
必要としてくれている感じ」が、しますよね。
求められている感は、やる気に関わってくる、
とっても大事な要素。
そんな大事な要素を、とっても手軽に
引き出せるのが、このテクニックです。
使い方は、とっても簡単。
なんと、名前を加えるだけ!
明日にでも使えそうですね。
ぜひ試してみてください。
セミナー講師に名刺を頂いたら、御礼・感想の手紙を送る!人脈が広がる!
セミナーの後の懇親会に参加した。
講師の人とお話ができ、名刺も頂けた。
「やった!」
喜んで終わりにしてしまっていませんか?
せっかくもらった名刺、
有効に使いませんか?
名刺に書かれている住所へ、
手紙を送るのです。
「こんなお話が、大変勉強になりました」
直筆で、御礼・感想の手紙を送るのです。
講師の人は、さぞかし喜ぶでしょう。
「何かお返しをしてあげたい」
講師の人に思ってもらえるかもしれませんね。
人脈が広がる予感がします。
まとめ
以上、
- タイミングを逃した御礼は、ただの社交辞令に成り下がってしまう!
- 報告・連絡・相談(ホウレンソウ)は、「現状+見通し+対処」の3点セットで!
- 名前を加えるだけで「必要としてくれている感じ」は、簡単に出せる!
- セミナー講師に名刺を頂いたら、御礼・感想の手紙を送る!人脈が広がる!
を紹介しました。
たしかに!こういう場面、あるある!
何回もこう思いながら、読み終えた本書。
こうすれば良かったのか!
こうしたら良いのか!
驚き・学びの連続でした。
これまで、数多くのコミュニケーション本を
読んできた私でも、
これほど、「明日から使えそう」と
思った本は、初めてでした。
仕事で使えるコミュニケーション法が
凝縮されている本書。
本書では、他にも多くのテクニックが
紹介されています。
ぜひ一度手に取って、読んでみてください。
オススメの本です!
それでは、また!
出典
安田正 . できる人は必ず持っている一流の気くばり力 . 三笠書房 , 2018