コミュニケーションスキル向上!会話上手は使ってる?技法紹介!本の知識!
会話上手は、なぜ、あんなにスラスラと、
そして、円満に会話をこなせるのでしょう。
「こんな時には、大体こんな感じで話せば
大丈夫だろう」という勘が鋭く、
それが概ね的を得るからです。
勘がイマイチな人は?
正解の会話技法を身につければ良いだけです。
技法を身につければ、
着実に会話上手に近づきます。
本『超一流の雑談力「超・実践編」』から
技法を学びましょう。
本書の知識を切り抜き、紹介します。
- 「パ行のオノマトペ」を使えば、会話がポジティブなニュアンスになる!
- 相手が発した言葉を組み込むと「聞いてますよ」アピールができる!
- 「ふと思い浮かんだ」作戦を使えば、上手に反対できる!
- 「情報の階層化」を使えば、分かりやすく伝えられる!
「パ行のオノマトペ」を使えば、会話がポジティブなニュアンスになる!
会話に、ポジティブなニュアンスを
出したい時、使えるテクニックがあります。
パ行のオノマトペ( = 擬音語、擬態語のこと)を
入れましょう。
パ行のオノマトペ
パ=「パーッと」「パリパリ」など
ピ=「ピンと」「ピッタリ」など
プ=「プリプリ」「プルプル」など
ペ=「ペラペラ」「ペロッと」など
ポ=「ポロッと」「ポロポロ」など
パ行は破裂音です。
印象を強く残すことができ、他の音と比べて
ダントツに「明るさ」「軽さ」があります。
例:
「涙を禁じえませんでした」
→「涙がポロポロ止まりませんでした」
より感動がダイナミックになります。
「あまりにも美味しいもので箸が止まりませんでした」
→「あまりにも美味しくて、ペロッと平らげてしまいました」
よっぽど美味しかったんだろうなと思わせることができます。
自分の気持ちを表したい時などに使うと、
特に効果的です。
ライティングにも使えるテクニック。
相手が発した言葉を組み込むと「聞いてますよ」アピールができる!
相手へ、簡単に「この人は真剣に
話を聞いてくれている」と感じさせる
テクニックがあります。
相手が何気なく出した単語を記憶しておき、
会話の合間に挟みましょう。
例:
「だから先程〇〇とおっしゃっていたんですね!」
「先程おっしゃっていた〇〇、とても興味があります!」
いくつかキーワードを
覚えておくだけで使えます。
簡単な割にスゴく効果的です。
「ふと思い浮かんだ」作戦を使えば、上手に反対できる!
上司やお客さんなどの提案に対して
反対したい時に使えるテクニックがあります。
「ふと思い浮かんでしまったのですが…」と
切り出しましょう。
例:
「素晴らしい提案ですね。ただ、ふと思い浮かんでしまったのですが…〇〇のような考えはどうでしょうか?」
「せっかく提案をいただいたのに、
ふとこんなアイデアが浮かんでしまい、
すみません…」といった気持ちで
切り出すのがポイント。
相手の考えを否定せずに、
話を転換することができます。
「情報の階層化」を使えば、分かりやすく伝えられる!
スピーチや面接などの際に、相手に分かりやすく
話すことが出来るテクニックがあります。
「情報の階層」を意識して話しましょう。
思いついたようにポンポンと単語が
飛び込んでくる話は、理解困難です。
例:
私の強みは、”責任感”と”社交性”の2つだと感じています。1つめの責任感については、今まで一度も仕事を投げ出さず、やり切れた経験があるため、強みの一つだと感じています。また「どんな仕事もやり通す」と言う信念を持っていることも、理由になっていると感じています。2つめの社交性については…
「強み」の下層に「責任感」と「社交性」がある。「責任感」の下層に「仕事をやり切った経験」と「仕事をやり通す信念」がある。
緊張・パニックを和らげる効果もあります。
話すことを1語1句、暗記して臨むと、
かなり緊張しませんか?
階層化の構造とキーワードだけ
頭に入れて臨みましょう。
覚えておく内容が少なくなり、
「忘れないように」というプレッシャーが
和らぎます。
緊張がほぐれるでしょう。
多少言葉が事前のリハーサルと違ってもOK。
階層化の構造とキーワードが合っていれば
話した内容に大きな違いはないからです。
まとめ
以上、
- 「パ行のオノマトペ」を使えば、会話がポジティブなニュアンスになる!
- 相手が発した言葉を組み込むと「聞いてますよ」アピールができる!
- 「ふと思い浮かんだ」作戦を使えば、上手に反対できる!
- 「情報の階層化」を使えば、分かりやすく伝えられる!
を紹介しました。
本書では、他にも、多くの会話テクニックが
紹介されています。
本のタイトルは「雑談」ですが、「雑談も含めた
会話全般で使えるテクニックの紹介」といった
印象が強い本です。
いろいろな場面で使えるテクニックが満載です。
ぜひ読んでみて下さい。
オススメの本です!
それでは、また!
出典
安田正 . 超一流の雑談力「超・実践編」 . 文響社 , 2016