ビジネス会話は苦手?上手にコミュニケーションを取るコツ!本の知識!
「角が立つ話題は控えないと…」
「本題に入る前に、雑談から入らないと…
でも話題が…」
ビジネス上の会話には、
独特の難しさがあります。
上手く世渡りするためには、
会話術を身につけておきたいところ。
ビジネス書のベストセラー本
『超一流の雑談力』から、学びましょう。
「こう言えば良かったんだ!」と、
きっと思うはずです。
本書から知識を切り抜き、紹介します。
- 「ところで、本日は…」は、雑談で作った良い流れを断ち切ってしまう!
- 反論は「うかつでした!」作戦を使えば上手く受け流せる!
- (おまけ) 手土産は「手間を渡せるもの」がオススメ!
「ところで、本日は…」は、雑談で作った良い流れを断ち切ってしまう!
商談の前に雑談。
雑談で良い雰囲気が作れた。
「ところで、本日は…」と
言ってしまっていませんか?
非常に勿体ないです。
「ところで、本日は…」と切り出してしまうと、
せっかく作った良い雰囲気を断ち切ることに
なります。
相手に身構えられてしまいます。
自分も「これから本題を話さなきゃ」と
緊張してしまいます。
例:
「〇〇と言えば、このようなご提案があるのですが…」
「今のお話、お力になれますよ!例えば…」
「実は私どもも同じことを考えておりまして…」
雑談がヒントになった体で、
「そういえば…」と本題に移ってみましょう。
「まだまだ雑談を続けるつもりだったけれど、
ちょうど良いキーワードが出てきたので」
といった気持ちを込めましょう。
「今あなたの持っている課題を解決できる
ものが、そういえばありました!」という
スタンスでもOKです。
商談の場合を例に説明しましたが、
「そういえば…」の方法は、これに限った
対処法ではありません。
雑談の後に本題が控えている場合に使える、
汎用性の高いテクニックです。
いろいろな会話で使ってみましょう。
反論は「うかつでした!」作戦を使えば上手く受け流せる!
会話中に、相手から反論を
受けてしまうことがあります。
その反論が気に食わない場合、
どうしていますか?
反論に応じず「うかつでした!」作戦で
上手く受け流すのがオススメです。
例:
Aさん「家を買うなら中古物件ですよね。」
Bさん「うーん、それはどうですかね。耐震性とか、気になりませんか?」
Aさん「いやぁ、うかつでした!たしかに!ということは、Bさんは、新築を建てられたんですか?」
賛成も反対もしない相槌を打つことが
出来ます。
「うかつでした!」と適当に相槌を打っておき、
すぐに話題をずらしてしまいましょう。
(おまけ) 手土産は「手間を渡せるもの」がオススメ!
「手土産は、どんなものが良いのだろう」と
迷った経験、ありますか?
「大したものではないけれど、
わざわざ行かないと手に入らないもの」が
オススメです。
ご当地の限定品などが典型です。
品物ではなく、手間を渡しましょう。
まとめ
以上、
- 「ところで、本日は…」は、雑談で作った良い流れを断ち切ってしまう!
- 反論は「うかつでした!」作戦を使えば上手く受け流せる!
- (おまけ) 手土産は「手間を渡せるもの」がオススメ!
を紹介しました。
本タイトルに「雑談」とあるため、
雑談限定の本だと思われがちです。
しかし、本記事で紹介したように、
本書の知識は広く会話全般で使えます。
「商談の機会とかないし、私には関係ないかな」
と思っていた方!
充分、学びがあると思います。
紹介した以外にも、多くの会話術が
紹介されています。
ぜひ読んでみてください。
オススメの本です!
それでは、また!
出典
安田正 . 超一流の雑談力 . 文響社 , 2015