学ぶ姿勢・意味を知る!馬鹿な人の特徴!大ベストセラー本『バカの壁』の知識!
平成で1番売れた新書『バカの壁』。
一言で表すと「学ぶ姿勢を、
改めさせてくれる本」です。
「学び」への向き合い方を好転させ、
馬鹿にならないための考え方を授けてくれます。
知の巨人、本書 著者、養老孟司先生の言う
「バカ」とは何か。
本書の知識を切り抜き、紹介します。
- 「バカの壁=バカか、そうじゃないかを別つ壁」を意味する!
- 「すでに知っていることだ」と思ってしまうと、馬鹿の差が開く!
- 考えの極端化・固執化は「壁の内側だけが世界だ」と思って、起こる!
- 「言葉で説明してもらえれば分かる」は、間違い!
- 「知る」とは、自分を変えていくこと!
- 知れば成長できるが、楽ではない!「知る」は、モチベーションの問題!
「バカの壁=バカか、そうじゃないかを別つ壁」を意味する!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/08/friend_advice_man.png)
本のタイトルにある「バカの壁」。
本文の中でも使われています。
「バカの壁」とは
「バカの壁=バカか、そうじゃないかを別つ壁」
を意味します。
「すでに知っていることだ」と思ってしまうと、馬鹿の差が開く!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/08/pose_zasetsu.png)
“バカの壁”を超えられない人は、
すぐに「分かっている」と言います。
学べることがあるのに
「すでに知っていることだ」と言い、
“壁”を築いて、情報を受け入れない。
一方、“壁”を築かない人は、
どんどん情報を取り込んでいく。
こうして、“バカ”の差が開いていきます。
考えの極端化・固執化は「壁の内側だけが世界だ」と思って、起こる!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/08/ganko_oyaji.png)
考えが極端な人、固執させている人。
“バカの壁”を築き、「内側だけが世界だ」と、
思っているのでしょう。
“壁”の向こう側が、見えていない。
向こう側の存在すら、
分かっていないのかもしれません。
「言葉で説明してもらえれば分かる」は、間違い!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/08/school_juku_man-1024x981.png)
物事は、言葉で説明されて分かることばかり
ではない。
このことを理解できているか、いないか。
“バカの壁”です。
例えば、骨折の痛みを、言葉だけで
上手く説明できるか。
骨折し、痛がる人の映像を見せた方が、
何倍も上手に伝えられるでしょう。
言葉だけでは、上手く伝えられないこと、
理解されないことがたくさんある。
何でもかんでも「言葉で説明してもらえれば、
全てが分かるようになる」。
これは「おかしな考えだ」と思えるか、
どうかが“バカの壁”です。
「知る」とは、自分を変えていくこと!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/08/ue_mezasu_man.png)
「知る」とは、どう言うことか。
「自分を変えていくこと」です。
ガンになり、「半年の余命」と、
宣告されたとします。
視界に入る桜が違って見える…
はて、桜が変わったのでしょうか?
違いますよね。
自分が変わり、見え方が変わったのです。
「知る」とは、こういうことです。
男子三日会わざれば刮目して待つべし
三国志
「三日も会わなければ、人間どのくらい
変わっているか、分からない。
だから、三日会わなかったら、
しっかり目を見開いて見てみろ」
という意味です。
朝(あした)に道を開かば、夕(ゆうべ)に死すとも可なり
論語
「道を開く=学問をして何かを知る」を
指します。
「朝に何かを知ったことで、自分は変わった。
過去の自分は死に、新しい自分に変わった。
夕に死んだとしても、何も変わらないではないか」
という意味です。
昔から、「知る」とは、こういうことです。
知れば成長できるが、楽ではない!「知る」は、モチベーションの問題!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/08/kakedasu_suit6.png)
人の一生は、重荷を負うて遠き道を行くが如し
徳川家康
「道を行く」を「崖(壁)登り」に、
置き換えてみましょう。
登るのは苦しいけれど、上がれば、
それだけ視界が開ける。
遠くが見えるようになる。
「知る」は、崖(壁)登り。
世界の見方が、変わります。
しかし、登るのは、楽では、ありません。
楽をしようとして、崖から手を離す。
自身で考えようとせず、思考を停止し、
他人の考えを鵜呑みにする。
バカの壁。
分かる、分からないの問題ではなく、
モチベーションの問題だったりします。
まとめ
以上、
- 「バカの壁=バカか、そうじゃないかを別つ壁」を意味する!
- 「すでに知っていることだ」と思ってしまうと、馬鹿の差が開く!
- 考えの極端化・固執化は「壁の内側だけが世界だ」と思って、起こる!
- 「言葉で説明してもらえれば分かる」は、間違い!
- 「知る」とは、自分を変えていくこと!
- 知れば成長できるが、楽ではない!「知る」は、モチベーションの問題!
を紹介しました。
社会人になると「何のために学ぶのか」と、
迷い、学びを止めてしまう人が多い気がします。
本書の考えを胸に、学んでいきたいですね。
本書では、紹介した他にも、多くの
「学ぶ姿勢を改めさせてくれる考え」が
紹介されています。
ぜひ読んでみてください。
オススメの本です!
それでは、また!
出典
養老孟司 . バカの壁 . 新潮社 , 2003
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/04/smart-300x158.png)