仕事を任せるコツ!?部下を持つ管理職のマネジメント悩み解決!本の知識!
任せられない…
一人で仕事を抱えてしまって、今日も残業…
反対に、部下は常に定時で帰っていく…
仕事を任せていなくて、
時間に余裕があるから当然だ…
そんな、会社にとっても、
あなたにとっても、良くない、
負のスパイラルから、抜け出しませんか?
本『任せるコツ』を、頼りましょう。
部下へ、仕事を上手に
任せられるようになります。
ストレスから解放され、
定時帰りの日々を取り戻すことが出来ます。
本書の知識を切り抜き、紹介します。
- 伝える情報の順番で、印象は変わる!話の切り出し方が重要!
- 「どう役立つか」を併せて伝えれば、意欲が作り出せる!
- 何かを任せたら、必ず「感謝のフィードバック」を!
- 「任せられない」は、甘え!「メンバーを成長させること」が仕事!
- 大きな事故だけは起きないように、そっと見守り、任せる!
伝える情報の順番で、印象は変わる!話の切り出し方が重要!
「学生キャバクラ理論」を、ご存知でしょうか?
学生キャバクラ理論
(1) キャバクラで働く人が、昼に大学で勉強している
(2) 大学生が、夜にキャバクラで働いている
(1)を聞くと「偉いなぁ」と、感じる。
(2)を聞くと「けしからん!」と、感じる。
意味は、同じなのに。
伝える情報の順番で、印象は変わるのです。
任せる際は、話の切り出し方が重要なのです。
「どう役立つか」を併せて伝えれば、意欲が作り出せる!
仕事を受ける側は、全ての仕事を「面倒だ」と、
思っている。
この前提で、話を切り出すことが、
ポイントです。
「やってみよう」と、思ってもらう意欲を、
依頼する側が、作り出すのです。
「3人のレンガ職人」の寓話を、紹介します。
「3人のレンガ職人」の寓話
何をしているの?と、聞いた。
レンガ職人A
レンガを積んでいる
レンガ職人B
壁を造るために積んでいる
レンガ職人C
教会を建てるために積んでいる
目的を理解するか否かで、
モチベーションは変わってきます。
仕事を任せる際は、「どう役立つか」を、
併せて伝える。
意欲を、作り出すことが出来ます。
何かを任せたら、必ず「感謝のフィードバック」を!
あなたは、感謝のフィードバックを
していますか?
依頼:
「データ整理を手伝って欲しい」
感謝のフィードバック:
「君が作成を手伝ってくれたデータがあったから、今日の会議は、凄くスムーズに進んだよ。ありがとう」
やらないより、やった方が良いのは、
誰の目にも明らかです。
また、「感謝をすると、ストレスが
軽減される」という研究結果も。
「感謝のフィードバック」の習慣化は、
自身にとってもプラスになるのです。
「任せられない」は、甘え!「メンバーを成長させること」が仕事!
任せないから、いつまで経っても、
任せられるようにならない。
管理職の皆さん、
耳が痛い人が多いのでは、ないでしょうか?
たしかに、任せたとしても、結局、
その後フォローすることが多く、
余計に手間が、かかります。
クオリティの懸念も、あります。
「任せず、自分で動いた方が良い成果が出る」
そう思うのは、当然でしょう。
良い成果を上げてきたからこそ、出世し、
管理職に就いているのでしょうから。
しかし、だからといって、
「任せなくて良い」には、なりえません。
なぜなら、管理職としての成果を
挙げられないからです。
管理職は、メンバーを成長させなくては、
いけません。
「会社の、組織の、総力を高める」という
成果を、挙げなければいけないのです。
そのためには?
やはり、ある程度の失敗を許容して、
任せるしかないのです。
失敗させないマネジメントは、マネジメントではない。
indeed CEO 出木場 久征
大きな事故だけは起きないように、そっと見守り、任せる!
「任せる」と言っても、ほったらかし、
面倒の見過ぎは、いけません。
「大きな事故だけは起きないように、
そっと見守る」具合が、良いでしょう。
大きな指針、方向性だけ提示し、
具体案の実行は、任せてみる。
任せると、ある程度、事故は起こるでしょう。
しかし、許容する。
「失敗しても大丈夫」と思える環境を、
用意しましょう。
失敗を通して、人は成長します。
もちろん、新入社員に同じことを
してはいけません。
任せ切れるぐらいまで準備をしてから、です。
財を遺すのは下、仕事を遺すのは中、人を遺すのは上
明治の政治家 後藤 新平
このように言われるぐらい
「人を育てる」のは、難しいことです。
管理職は、平社員とは異なる
「大変やりがいのある仕事」を、
”任されて”いるのです。
まとめ
以上、
- 伝える情報の順番で、印象は変わる!話の切り出し方が重要!
- 「どう役立つか」を併せて伝えれば、意欲が作り出せる!
- 何かを任せたら、必ず「感謝のフィードバック」を!
- 「任せられない」は、甘え!「メンバーを成長させること」が仕事!
- 大きな事故だけは起きないように、そっと見守り、任せる!
を紹介しました。
何のために、部門長や係長のように、段階的に
役職が設けられているのだと思いますか?
管理しやすくするためです。
一人が、しっかりと管理できる人数は、
最大でも10人と言われています。
社長が、全従業員を管理するのには、
無理があるのです。
社長が数人の重役を管理し、重役が、
その下の管理職を管理する。
管理して、任せるのが「会社」です。
本書では、紹介した以外にも多くの
「任せるコツ」が解説されています。
ぜひ、本書の知識を使って、
任せてみてください。
オススメの本です!
それでは、また!
出典
山本渉 . 任せるコツ 自分も相手もラクになる正しい”丸投げ” . すばる舎 , 2023