【東大生絶賛本】発想法!アイディアの作り方!出し方!思考の整理方法!
そんな、ひょいひょい思いつきませんよ、
発明家じゃあるまいし…
しかし、求められる。
社会に出ると、なにかと「案を出せ」と
言われる。
発想のコツとか、あればなぁー
本『思考の整理学』から、学んでみましょう。
あの、東大生が絶賛する本です。
「こうすれば、ひらめくのか!」と、
きっと思えるはず。
「案を出せ」に、もう怯える必要ナシ!
本書の知識を切り抜き、紹介します。
- 「いい考え」が浮かぶには、時間がかかる!考えを寝かせれば、ひらめく!
- 発想には、セレンディピティの意識が重要!考え詰めるのはNG!
- 書いてみる!話してみる!様々な形で、アウトプットすると、思考は整理される!
- 「朝飯前」という言葉。元は「朝の頭は、能率がいい」の意味だったのでは?
- (おまけ) 切り開く能力を伸ばすと、バランスが取れる!
「いい考え」が浮かぶには、時間がかかる!考えを寝かせれば、ひらめく!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/08/nixie_tube_clock.png)
理由は、よく分からない。
しかし、どうやら「いい考え」が
浮かぶには時間がかかるらしい。
そして、一晩寝ることで、その”時間”が
クリアされ、考えが浮かぶ。
いや、くよくよすることはないさ。明日の朝、七時には解決しているよ。
イギリスの小説家、ウォルター・スコット
厄介な問題が起こると、よく
「こう言っていた」と、伝えられています。
七時に解決している?
早起きして取り組んだのでしょうか?
記録への書き入れ「1835年1月23日、朝7時、起床前に発見」
数学者、ガウス
起床”前”とは?
朝、目を覚ますと、その途端に、素晴らしい考えが浮かんだ。
科学者、ヘルムホルツ
目を覚まして、途端に?
三上。文章を作るときに、優れた考えがよく浮かぶ場所がある。馬上、枕上(ちんじょう)、厠上(しじょう)である。
中国の学者、欧陽修(おうようしゅう)
枕の上。朝、目を覚ましてから、
起き上がるまでの時間と捉えれば…
説を肯定するエピソードは、たくさんあります。
考えを「寝させる」のです。
大きな問題は、一晩では足りない場合も
あります。
数日、寝かせてみましょう。
時間を、かけるのです。
発想には、セレンディピティの意識が重要!考え詰めるのはNG!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/08/computer_hatsumei_syarin.png)
セレンディピティを、ご存知でしょうか?
目的としていなかった成果、
副次的に得られた成果を指します。
平たく言えば、偶然の産物です。
そして、こと発想においては、
セレンディピティの意識が重要です。
一途に考え詰めると、
上手くいかないことが多い。
どうやら、対象を正視し続けると、
思考の自由な働きを妨げるらしい。
頭の隅、ないしメモに残して放置する。
考えの種を、隅に追いやって、寝させる。
すると、やがてセレンディピティとして
花が開く。
書いてみる!話してみる!様々な形で、アウトプットすると、思考は整理される!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/08/osyaberi_man.png)
頭の中だけで考え続けているから、
上手くいかないのかもしれません。
考えを、書き記してみましょう。
人を捕まえて、考えを話してみるのも
オススメです。
いろんな形で、アウトプットしてみる。
不思議と、思考が整理されていきます。
「朝飯前」という言葉。元は「朝の頭は、能率がいい」の意味だったのでは?
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/08/study_school_jugyou_boy-1.png)
「朝飯前」という言葉があります。
「朝食前にも出来るほど、簡単だ」という
意味ですが、朝の経験を思うと、
「もしかしたら、本当は、
こういう意味だったのでは?」と、
思えてきます。
「どんなことでも朝食前にすれば、
サッと片付く。朝の頭は、
それだけ能率が良い」
昨夜、散々てこずっていたものが、
今朝になった途端、スルスル片付く。
経験があるのでは、ないでしょうか?
たまたまでは、なかったのです。
朝飯前の時間を、効果的に使ってみましょう。
(おまけ) 切り開く能力を伸ばすと、バランスが取れる!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/08/bicycle_ichirinsya_girl.png)
論文が一番苦戦した。
学校での勉学を振り返ったとき、
こう思う人は、多いのではないでしょうか。
論文だけ、勝手が違うからです。
ほか同様、与えられる知識を、
上手く処理すればいい?
いや、なにか違う。
この「論文」とやらは、そうはいかない。
自分で、切り開いていかなければいけない…
この切り開く能力を磨く機会は、
論文ぐらいでしか与えられません。
社会では、もちろん、切り開く能力も、
重要視されます。
しかし、たいてい磨き切れずに、
社会に放り出される。
「社会に出た後は、何を学ぼう?」と
迷っている方、
切り開く能力を伸ばしてみると、
バランスが取れるようになって、
良いかもしれません。
まとめ
以上、
- 「いい考え」が浮かぶには、時間がかかる!考えを寝かせれば、ひらめく!
- 発想には、セレンディピティの意識が重要!考え詰めるのはNG!
- 書いてみる!話してみる!様々な形で、アウトプットすると、思考は整理される!
- 「朝飯前」という言葉。元は「朝の頭は、能率がいい」の意味だったのでは?
- (おまけ) 切り開く能力を伸ばすと、バランスが取れる!
を紹介しました。
冒頭でも紹介しましたが、本書は、
東大生に、長く支持され続けています。
そして、京大生にも。
この理由、読んでみると「なるほどな」と、
思えました。
与えられる知識を上手く処理する能力を
極めた東大・京大生。
次に、どんな能力を身につけるべきか。
勉強好きな彼ら・彼女らにとって、
その道標になる本だからでは、ないでしょうか。
本書では、紹介した以外にも
多くの発想のコツが紹介されています。
ぜひ読んでみてください。
大変オススメの本です!
それでは、また!
出典
外山滋比古 . 思考の整理学 . 筑摩書房 , 1986
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/05/book-jobs-presentation-300x158.png)