仕事を任せるコツ!?部下を持つ管理職のマネジメント悩み解決!本の知識!
任せられない…
一人で仕事を抱えてしまって、今日も残業…
反対に、部下は常に定時で帰っていく…
仕事を任せていなくて、
時間に余裕があるから当然だ…
そんな、会社にとっても、
あなたにとっても、良くない、
負のスパイラルから、抜け出しませんか?
本『任せるコツ』を、頼りましょう。
部下へ、仕事を上手に
任せられるようになります。
ストレスから解放され、
定時帰りの日々を取り戻すことが出来ます。
本書の知識を切り抜き、紹介します。
- 伝える情報の順番で、印象は変わる!話の切り出し方が重要!
- 「どう役立つか」を併せて伝えれば、意欲が作り出せる!
- 何かを任せたら、必ず「感謝のフィードバック」を!
- 「任せられない」は、甘え!「メンバーを成長させること」が仕事!
- 大きな事故だけは起きないように、そっと見守り、任せる!
伝える情報の順番で、印象は変わる!話の切り出し方が重要!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/09/friend_advice_man.png)
「学生キャバクラ理論」を、ご存知でしょうか?
学生キャバクラ理論
(1) キャバクラで働く人が、昼に大学で勉強している
(2) 大学生が、夜にキャバクラで働いている
(1)を聞くと「偉いなぁ」と、感じる。
(2)を聞くと「けしからん!」と、感じる。
意味は、同じなのに。
伝える情報の順番で、印象は変わるのです。
任せる際は、話の切り出し方が重要なのです。
「どう役立つか」を併せて伝えれば、意欲が作り出せる!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/09/kakedasu_suit1.png)
仕事を受ける側は、全ての仕事を「面倒だ」と、
思っている。
この前提で、話を切り出すことが、
ポイントです。
「やってみよう」と、思ってもらう意欲を、
依頼する側が、作り出すのです。
「3人のレンガ職人」の寓話を、紹介します。
「3人のレンガ職人」の寓話
何をしているの?と、聞いた。
レンガ職人A
レンガを積んでいる
レンガ職人B
壁を造るために積んでいる
レンガ職人C
教会を建てるために積んでいる
目的を理解するか否かで、
モチベーションは変わってきます。
仕事を任せる際は、「どう役立つか」を、
併せて伝える。
意欲を、作り出すことが出来ます。
何かを任せたら、必ず「感謝のフィードバック」を!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/09/aisatsu_arigatou.png)
あなたは、感謝のフィードバックを
していますか?
依頼:
「データ整理を手伝って欲しい」
感謝のフィードバック:
「君が作成を手伝ってくれたデータがあったから、今日の会議は、凄くスムーズに進んだよ。ありがとう」
やらないより、やった方が良いのは、
誰の目にも明らかです。
また、「感謝をすると、ストレスが
軽減される」という研究結果も。
「感謝のフィードバック」の習慣化は、
自身にとってもプラスになるのです。
「任せられない」は、甘え!「メンバーを成長させること」が仕事!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/09/ue_mezasu_man.png)
任せないから、いつまで経っても、
任せられるようにならない。
管理職の皆さん、
耳が痛い人が多いのでは、ないでしょうか?
たしかに、任せたとしても、結局、
その後フォローすることが多く、
余計に手間が、かかります。
クオリティの懸念も、あります。
「任せず、自分で動いた方が良い成果が出る」
そう思うのは、当然でしょう。
良い成果を上げてきたからこそ、出世し、
管理職に就いているのでしょうから。
しかし、だからといって、
「任せなくて良い」には、なりえません。
なぜなら、管理職としての成果を
挙げられないからです。
管理職は、メンバーを成長させなくては、
いけません。
「会社の、組織の、総力を高める」という
成果を、挙げなければいけないのです。
そのためには?
やはり、ある程度の失敗を許容して、
任せるしかないのです。
失敗させないマネジメントは、マネジメントではない。
indeed CEO 出木場 久征
大きな事故だけは起きないように、そっと見守り、任せる!
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/09/nininsankyaku_business_men.png)
「任せる」と言っても、ほったらかし、
面倒の見過ぎは、いけません。
「大きな事故だけは起きないように、
そっと見守る」具合が、良いでしょう。
大きな指針、方向性だけ提示し、
具体案の実行は、任せてみる。
任せると、ある程度、事故は起こるでしょう。
しかし、許容する。
「失敗しても大丈夫」と思える環境を、
用意しましょう。
失敗を通して、人は成長します。
もちろん、新入社員に同じことを
してはいけません。
任せ切れるぐらいまで準備をしてから、です。
財を遺すのは下、仕事を遺すのは中、人を遺すのは上
明治の政治家 後藤 新平
このように言われるぐらい
「人を育てる」のは、難しいことです。
管理職は、平社員とは異なる
「大変やりがいのある仕事」を、
”任されて”いるのです。
まとめ
以上、
- 伝える情報の順番で、印象は変わる!話の切り出し方が重要!
- 「どう役立つか」を併せて伝えれば、意欲が作り出せる!
- 何かを任せたら、必ず「感謝のフィードバック」を!
- 「任せられない」は、甘え!「メンバーを成長させること」が仕事!
- 大きな事故だけは起きないように、そっと見守り、任せる!
を紹介しました。
何のために、部門長や係長のように、段階的に
役職が設けられているのだと思いますか?
管理しやすくするためです。
一人が、しっかりと管理できる人数は、
最大でも10人と言われています。
社長が、全従業員を管理するのには、
無理があるのです。
社長が数人の重役を管理し、重役が、
その下の管理職を管理する。
管理して、任せるのが「会社」です。
本書では、紹介した以外にも多くの
「任せるコツ」が解説されています。
ぜひ、本書の知識を使って、
任せてみてください。
オススメの本です!
それでは、また!
出典
山本渉 . 任せるコツ 自分も相手もラクになる正しい”丸投げ” . すばる舎 , 2023
![](https://knowledge-clipping.com/wp-content/uploads/2023/04/book-essentialism-300x158.png)